KURISU
実務歴23年
- 翻訳
栗栖 恵子
現地の人にしっかり伝わる翻訳を。日本と海外との架け橋になる仕事。
「翻訳は、国内外のいろいろな人や、新しい世界に出会える職業。仕事を通して、人と人、日本と海外の橋渡しをしていきたい」という栗栖さん。元ライターの米国人のご主人と、日英・英日翻訳、英文ライティング、英文ネイティブチェックなどを手掛ける「KOTOBA DESIGN STUDIO」として活動。長年の翻訳業で培った英語スキルに加え、グラフィックデザインやWebデザインの経験もある。 また、ご主人と生活する中で、文化や考え方、意志表現の違いを学び、日本の良さを再発見。海外の人々に、本当の日本の歴史や伝統などを十分伝えきれていなかったことも痛感したという。「これからは、一人でも多くの人に日本の良さを伝えていきたい。これは翻訳家としての使命だと感じていますし、ライフワークにしていきたい。そのためにも、自らの〝ことば〟のセンスを磨き続けていきます」と語る。
ターゲットを意識した表現
一般人にとって、異国・異文化の人々へ文章でニュアンスを伝えていくことは難しい。翻訳するということは、難解なテーマを、わかりやすく簡潔に表現するだけでなく、相手の心を動かす巧みな表現が求められるという。栗栖さんの磨き上げられた翻訳技術には、ご主人との生活の中で培ってきた意識の高さを感じる。 また、英訳といっても、文章を目にするのが必ずしも英語を母国語とする人々とは限らない。英語が第2言語である場合や、英国と米国の英語の違いなどもあるため、ターゲットを意識した文章化を行う。 日本の文化や観光地などを海外に紹介する英文ライティングなども手掛けており、納品する英文には、必要に応じて和訳を付けることも可能。
ネイティブ感覚を持った翻訳
「〝ことば〟は人間のコミュニケーションツール。それだけに大切に扱っていきたい」と栗栖さん。Webサイトの翻訳・製作を手掛ける中で、その国で使われている言葉に翻訳することの意味を改めて認識したという。 「Webの世界はボーダレスで、不特定多数の人が対象。それだけに、より多くの人が関心を持てるようなネイティブ感覚を持った翻訳が大切」。単に言葉を変換するのではなく、見る人にきちんと伝わる翻訳を行っている。 「国内では様々な英文が氾濫していますが、海外の人が見れば『こんな表現はしない』というものも多くあります。 現地の人たちが実際に使っている表現でないと、本当に伝えたいことがきちんと伝わらないということにもなりかねません。だからこそ、現地の人が使っている言葉、いわゆる、言葉の現地化『ローカライゼーション』を心がけています」と語り、翻訳家として〝ことば〟にこだわり続けている。
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ネイティブを基本とした翻訳で言葉をデザインして伝える
英語によるビジネスレターや企画書、メールのやり取り、海外本部とのインターネット会議といった言語サポートをはじめ、米国サイトの日本語版翻訳、日本企業サイトの英語版翻訳、技術翻訳など幅広く活躍する。栗栖さんが英訳した文章を、ネイティブスピーカーであるご主人がチェックし、適切な表現にして納品するので、クライアントからは「わかりやすく、かつ現地の人たちにきちんと伝わる翻訳」と高く評価されている。 また、デザインやWeb制作の経験もあり、レイアウトのほか、コンセプトやデザインに合う英語のキャッチコピーを乗せることもできる。
お仕事実績
●BSフジ「「ESPRIT JAPON」」(海外向け)字幕翻訳業務
●Get Hiroshima:英文ライティング、ウェブサイト和訳業務
●EARTH Hiroshima:商品説明、ウェブサイト翻訳業務
●有限会社エニシング:翻訳サポート
最新の実績
動画字幕 日→英 翻訳
商品PR動画に入れる、日本字幕を英語字幕に翻訳依頼を受けた。
動画そのものと、字幕の文字原稿(500文字程度)をいただき、その映像と文字原稿を確認した上で、翻訳。
ネイティブスピーカーのチェックを通し、納品した。
依頼から納品までは1週間。すべてメールのやり取りのみで完了した。
連絡先
KOTOBA DESIGN STUDIO
栗栖 恵子
〒730-0814 広島市中区羽衣町1-4
TEL:090-2866-0076