THE プロフェッショナル広島
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MICHINORI
FUJIHARA

実務歴44

  • 映像・音楽・アート・イベント
1級印章彫刻技能士 (号 朱系 柳水)

藤原 通禮ふじはら みちのり

広島市東区

印に込めた文字の意味と、朱の文化を伝える業師

「結(ゆい)」とは、「互いが取り得を交換し合い、扶け合う仕組」をいう。印に名前を刻むという仕事を通じ、人と人とを結ぶ役割ができたらという思いで朱工房 結yuiを設立した。毎月第3土曜日に開催している遊びのハンコづくり教室「遊刻庵」は、小学生から年配の方までが参加。思いつくまま自由にイラストや文字などを彫ることで、ハンコ作りの楽しさやハンコを通じたコミュニケーションの大切さを伝えている。

 

印章彫刻の世界で漢字のおもしろさに魅せられた藤原さん。その意味合いや語源、イメージ、持っているエネルギーを常に考え、線と線との間隔やカットの仕方ひとつにまで、こだわりを持って彫刻している。月に2度、古事記(日本神話)の音読会も開催。大和(やまと)言葉を一音一音声に出して読むことで、古代の人たちの想いを体感し、それが藤原さんの刻む文字に深みを与えている。

 

印を押すときに欠かせないのが朱肉。朱色は東天に昇る太陽の色でもあり命を輝かす希望の色。また、古代より自分の邪気やマイナスな気持ちを払うと言い伝えられている色でもある。日本古来から伝承された朱の文化を引き継ぐという、藤原さんの思いは強い。

 

印は押すという行為によって初めて朱色が表現される。印を押す行為で自分の思いを後押しする、また応援する作業でもあるという藤原さんは、毎日書いている手書きの葉書に、必ず心を込めて印を押している。パソコンが普及した現在、もっと多くの人に葉書を書いて欲しい、愛着を持って印を使って欲しいという思いで考案した「幸(し)・あわせハンコ」。外側に住所、中に名前が入り、名前の部分は入れ替えることができるのが特徴だ。

  • 手彫りにこだわった実印からオリジナル印章まで扱う、ハンコ職人

    実印や銀行印、会社設立印のほか、宝石印材、オリジナル住所印、記念スタンプ、命名記念印章など印に関するものはほとんど取り扱っている。月1度ハンコ作り教室「遊刻庵」も開催。また、誕生祝いや成人の祝いなど、人生の節目に印鑑を持つことを提案している。温かみのある手彫り文字が好評。

業務内容

・実印
・銀行印
・会社設立印
・住所印
・蔵書印
・書画用落かん印
・ゆいオリジナル住所印
・オリジナル南天印
・命名記念印章

資格・賞歴・使用機材など

【賞歴】
・創玄書道展    「篆刻の部」 入選
・西部書作家協会 「篆刻の部」 入選
・毎日書道展    「篆刻の部」 入選

連絡先

朱工房 結yui 藤原通禮
732-0062 広島市東区牛田早稲田1-7-1

TEL:082-223-1332
TEL:090-8718-9406
FAX:082-223-5591

HP:http://www1.megaegg.ne.jp/~yui/